母子保健のお仕事 その② 教室

「教室」は保護者の方に必要な知識を知ってもらうための勉強会のようなものです。

離乳食教室や歯のケアの教室、妊婦さん対象の両親学級(母親学級ともいわれるようなもの)発達上支援が必要なお子さんに参加していただく「遊びの教室」もあります。

 

「遊びの教室」は子育て中の方も知らない方の方が多いでしょう。

健診などで気になるお子さんに個別に声をかけて参加者を募る、いわゆる一般公募をしない「クローズド」の教室です。

親子体操や手を使った遊び、お母さんの勉強会(遊び方や生活リズムのお話など)をしながらお子さんの様子を確認し、教室を通して発達を促がすこと、経過をみながら必要な支援をしていきます。

スタッフは保健師の他、保育士、作業療法士、心理発達相談員などがいます。

 

保健師は教室に入りお子さんと遊びながら様子をみたり、一緒に体操などもします。

でも、他の職種のスタッフにはない独自の役割は、お子さんやお母さんの状態から必要な支援を考えて進めていく「コーディネート」をしていく「コーディネーター」としての役割です。

例えば病院の受診をすすめたり、療育施設への通園を勧めたりしていきます。

 

明らかに多動だったり、自閉傾向だったり、発達が遅れていたとしても、どこでいつ誰がそれを伝えていくべきか…。

経過をみないとわからない場合もありますしね。

でも、これは!!という場合でも、保護者の方からは「男の子だからやんちゃなだけ」「上の子もそうだったから」という理由で医療に繋がらなかったり、教室自体にも来なくなってしまう場合もあります。

 

お子さんの利益のためには早く医療に繋がるほうがいいのに・・・と思うこともあります。

でも、保護者の方には今は「その時」ではないのだなと納得するしかないですね。

お母さんに寄り添いながらも、お子さんにとって何がよいのかを考えて、その時できることを勧めていくことしかないんですけれどね。

 

なかなか重く、難しいお仕事の一つです。

 
 
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