幼児健診を通じて感じた価値観の違い

保健師の仕事をしていると、今までお伝えしたように。いろいろな人と会う機会があります。

その中で、自分があたりまえだと思っていたこともあたりまえではないのだなあ~と思うことがあります。「価値観の違い」ですね。

 

先日の幼児健診でこんなことがありました。

健診ではお子さんの健康チエックだけでなく、発達の確認やお子さんが健やかに育つ環境にあるかという確認をしたり、相談を受けたりしています。

あと、実は虐待の早期発見としての役割もあるんです。

子どもの体に不自然や傷やアザがないかを見たり、不適切な環境にないか、ネグレクト(養育放棄)がないかも見ているんですね。

 

健診に来たAさんは以前の健診でも生活リズムが不適切で、保健師からお話をしたという記録がありました。

朝は8時ころ起きて一旦子どもが寝るけれどまた起きて1時頃寝るというリズムで・・・。

で、今回の問診では私があたったので様子を伺いました。

生活リズムは2パターン書いてありました。

1つは8時起床で21時に寝るもの。もう一つは前回同様のもの。

 

「う~ん」これは?!と思いながら様子を聞くと、『夕食を食べない→起きておなかが減ったと言い食べる→元気が出て遊ぶ』とのこと。

で、このパターンは介護職で不規則な父の帰りが遅い日で父がかわいいからつい食べ物を与えたり遊んでしまうとのこと。

私はまず「そっか~。お父さんはかわいいからそうなっちゃんですね~」と共感。

そうしたら「でも悩んではないんですよ。父とのスキンシップも大事だし。実は前回の時私、保健師さんにマニュアルどおりの指導をされて、怒って帰っちゃったんですよ~。」と。

なんでも、夜寝ないとドライブに行ったりしているそうな・・・。

 

こうなると、どうしたものか・・・と思います。

このお母さんにとっての価値観は私たちとは違うので言っても入らないだろう。でも子どもはかわいそうなような・・・。

まあ、私の考えでは必要性も伝えながら気づきを待つしかないと思います。

この日も「保育園の入園までにはがんばろうね~」と伝えました。

 

Aさんはあともう一回、1年後くらいに健診に来る予定です。

変わっているか否か・・・ちょっと楽しみです。

 
 
次の記事:
今の記事:幼児健診を通じて感じた価値観の違い
前の記事:

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ