脚の火葬?

前回、ペットの火葬のことを話題にしたコトで思い出したことがあります。

 

糖尿病の合併症に下肢の神経障害というものがあります。

神経障害が悪化してしまうと脚が壊死(要するに腐ってしまうこと)してしまい、

酷い場合は脚を切断することもあります。

歌手の村田英雄さんが脚を切断したことは有名ですね。

若い方は知らないかも!?

私自身も子どものころにTVでその話題を聞いて、ものすごく怖かったのを思い出します。

 

数年前にかかわったBさんは糖尿病で下肢を切断した一人でした。

まだ40代前半の若さだったのですが、私がかかわった段階では片足をすでに切断していました。

医療費を払わなかったりとかいう問題があってかかわっていたのですが、結局、血糖のコントロールが悪くてもう片方も切断しなければならなくなったのです。

手術前に家族を交えた支援会議が行われたのですが、そこでちょっとびっくりなコトがありました。

 

切った脚はなんと火葬場に持っていって火葬するんだそうです。

ビニール袋に入れて家族が持っていくそうですが…

 

Bさんの場合、70代のお父さんが身の回りのことをされていたのですが、医師から脚の火葬の話を聞いても、お父さんは「あ、わかりました。」という淡々とした反応。

「前回と同じでいいんですよね」と。

そっか、2本目ですもんね・・・と思いましたが、何だか切なくなりました。

「親より早く逝くな」とはよく言いますが、亡くなってはいないけれど「親が子の体の一部を焼きに行く」切ないことですよね。

 

五体満足に生まれたからには予防ができる糖尿病で脚を切ることは避けたいことですよね。Bさんにもいろいろな事情があって責められないのですが…

 
 
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